相葉ちゃんのドラマ風 (あんまり見てないけど)
爪切り 耳掃除 肛門腺絞り
これらはワクチン接種と並んで、新米獣医のメインの仕事ではないでしょうか。
今日はこの中でも奥が深い(?)
肛門腺絞りについて触れたいと思います。
さて、そもそも肛門腺とは何でしょうか?
犬やネコでは『肛門腺』と呼ばれますが、臭腺のひとつとして分類されます。
まずは辞書をひいてみましょうかね。
臭腺
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
だそうです。
つまり、敵に襲われたときに威嚇のために発射したり、自分の縄張りをアピールするために分泌されるんですね。
確かに病院では恐怖のあまりパニックになった犬やネコがまき散らしながら暴れたりしますね(泣
その部屋は消臭スプレーかけてしばらく封鎖しなきゃならないくらい香ります…
そんな危険なモノ、犬猫たちはどこに隠し持っているのでしょうか?
肛門腺(肛門嚢)はその名の通り肛門の腺。肛門のすぐそばにあります。
位置としては『肛門を時計に見立てて4時と8時の位置』と私たちは教わります。(5時7時パターンもあり)

基本的に肛門腺はウンチと一緒に排出されるもの。ネコや大型犬ではそれほど注意する必要はありませんが、小型犬や柴犬など肛門腺の出口が狭い子達はたびたび溜まりすぎてしまうため、定期的な『肛門腺絞り』が必要になります。
じゃあ溜まりすぎるとどうなってしまうのでしょうか?
あまりにも肛門腺が貯留すると、肛門嚢の炎症、さらには肛門嚢の自潰(破裂)を起こしてしまうこともあります。
とある論文では、『肛門腺の色や粘度といった性状によって炎症のリスクは異なるのか』ということを調べているものがありましたが、結論としてあまり関係はないそうです。
肛門腺のケアは私たちの仕事の一つではありますが、絞ることはもちろんお家でもできます
必要な物
ビニール手袋(素手でも可能ですが、あったほうがベター)
ティッシュ(絞る際は肛門に当てましょう。飛び散ることがあります!危険
)
場所はすぐ流せるようにお風呂場がおすすめです。
方法
方法についてはたくさんのブログや動画で詳しく説明されていますので、コツだけ!
・尻尾の付け根をしっかり持って、肛門がピンと張るくらい高く持ち上げる。
・肛門の斜め下、指1本分奥の部分でつまんでゆっくり押し上げるように絞る。
脂肪がついていたり、筋肉がムキムキで絞りにくい子の場合は私達は直接肛門に指を入れて絞ることもあります。ただ、小さな子は直腸を傷つけてしまうことがあるので注意が必要です。
頻度
ほとんどはウンチと一緒に出ますので、その子によって溜まる頻度は違います。
理想としては1か月に1度と言われますが、肛門を気にして舐めようとしたり、床に肛門を擦り付けたりする仕草が見られるようであれば、肛門腺が溜まってきているかもしれません。
簡単すぎる説明で済ませましたが、難しい場合は遠慮せず動物病院やペットサロンに連れてきてください。
また、絞ったら黄色い膿のような肛門腺が出る場合や、血が混じったりする場合は炎症を起こしてるサインです!すぐ連れてきてくださいね。
肛門腺…意外とあなどれません。
爪切り 耳掃除 肛門腺絞り
これらはワクチン接種と並んで、新米獣医のメインの仕事ではないでしょうか。
今日はこの中でも奥が深い(?)
肛門腺絞りについて触れたいと思います。
さて、そもそも肛門腺とは何でしょうか?
犬やネコでは『肛門腺』と呼ばれますが、臭腺のひとつとして分類されます。
まずは辞書をひいてみましょうかね。
臭腺
しゅうせん
stink gland
動物がもつ、強いにおいのある液を分泌する腺をいう。臭液腺または悪臭腺ともいい。皮脂腺が特殊化したものである。脊椎動物および無脊椎動物にみられ、前者は多細胞腺、後者は単細胞腺からなる。哺乳類ではシカ、カモシカ、レイヨウなどにある眼下腺、指間腺、中足腺、鼠径腺、イヌやネコなどにある肛門腺、ジャコウネコの会陰嚢、ジャコウネコやビーバーの包皮嚢などがあり、主として縄張りのにおいづけや異性の誘引などに用いるが、スカンクの肛門腺のように、液を発射して護身に用いるものもある。昆虫ではカメムシ類、ハサミムシ、チャバネゴキブリなどにみられる。
だそうです。
つまり、敵に襲われたときに威嚇のために発射したり、自分の縄張りをアピールするために分泌されるんですね。
確かに病院では恐怖のあまりパニックになった犬やネコがまき散らしながら暴れたりしますね(泣
その部屋は消臭スプレーかけてしばらく封鎖しなきゃならないくらい香ります…
そんな危険なモノ、犬猫たちはどこに隠し持っているのでしょうか?
肛門腺(肛門嚢)はその名の通り肛門の腺。肛門のすぐそばにあります。
位置としては『肛門を時計に見立てて4時と8時の位置』と私たちは教わります。(5時7時パターンもあり)

基本的に肛門腺はウンチと一緒に排出されるもの。ネコや大型犬ではそれほど注意する必要はありませんが、小型犬や柴犬など肛門腺の出口が狭い子達はたびたび溜まりすぎてしまうため、定期的な『肛門腺絞り』が必要になります。
じゃあ溜まりすぎるとどうなってしまうのでしょうか?
あまりにも肛門腺が貯留すると、肛門嚢の炎症、さらには肛門嚢の自潰(破裂)を起こしてしまうこともあります。
とある論文では、『肛門腺の色や粘度といった性状によって炎症のリスクは異なるのか』ということを調べているものがありましたが、結論としてあまり関係はないそうです。
肛門腺のケアは私たちの仕事の一つではありますが、絞ることはもちろんお家でもできます
必要な物
ビニール手袋(素手でも可能ですが、あったほうがベター)
ティッシュ(絞る際は肛門に当てましょう。飛び散ることがあります!危険
場所はすぐ流せるようにお風呂場がおすすめです。
方法
方法についてはたくさんのブログや動画で詳しく説明されていますので、コツだけ!
・尻尾の付け根をしっかり持って、肛門がピンと張るくらい高く持ち上げる。
・肛門の斜め下、指1本分奥の部分でつまんでゆっくり押し上げるように絞る。
脂肪がついていたり、筋肉がムキムキで絞りにくい子の場合は私達は直接肛門に指を入れて絞ることもあります。ただ、小さな子は直腸を傷つけてしまうことがあるので注意が必要です。
頻度
ほとんどはウンチと一緒に出ますので、その子によって溜まる頻度は違います。
理想としては1か月に1度と言われますが、肛門を気にして舐めようとしたり、床に肛門を擦り付けたりする仕草が見られるようであれば、肛門腺が溜まってきているかもしれません。
簡単すぎる説明で済ませましたが、難しい場合は遠慮せず動物病院やペットサロンに連れてきてください。
また、絞ったら黄色い膿のような肛門腺が出る場合や、血が混じったりする場合は炎症を起こしてるサインです!すぐ連れてきてくださいね。
肛門腺…意外とあなどれません。

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