獣医師みやも&ブリ太郎のすったもんだ日記

愛猫ブリ太郎と、動物病院の日常やどうでもいい日々を綴ります。

ネコ

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連日おシモの話で申し訳ございません。

しかし、動物と暮らすにあたって切っても切れない
『ウンチ・オシッコの始末問題』
これはどうしても書いておきたい!

いくら可愛いわんにゃんも、うんちおしっこは臭いんですもの…

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このひとのウンチもしっかり臭いです。

昨日、オシッコが全然におわない『デオトイレ』を紹介しました。
『オシッコの始末って…匂わないって言ったじゃん!』
ええ、もちろん匂いません。でも匂わないのはトイレに設置されている段階の話。
さすがのデオトイレシーツも1週間でたっぷんたっぷんになりますから、交換が必要ですね。
交換の際、トイレから出せばやはりたぷたぷおしっこシーツは匂います。

あとは…💩
これはデオトイレといえど、ウンチはウンチ、臭いです。
ネコの💩はそこまで量は多くないにしても、毎日となれば結構な量となります。
この大量のうんち…どうしましょ。
皆さんどうやって処理してます?

ちなみに実家では甥っ子姪っ子のおむつやブリのうんちは袋に入れて縁側にぽいぽい置いてました(笑
次の日朝一番に外に出た誰かに集めさせるんですね。
でもこれは田舎の裏ワザ。家と家の距離が近いアパート暮らしではとてもこんな荒技使えません

ちなみにうんちはビニール袋を突き抜けて匂います。
実家では外に業務用のごみ箱を置いてましたが、室内の普通のごみ箱ではとても耐えられません…


そんな時私が見つけたのがこちら!

Aprica ニオイポイ

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地味な見た目だけど、この子もとっても優れもの!
ちなみに本来の使い方は赤ちゃんのおむつポット(おむつ用のごみ箱)です。

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口のところに専用のカセットを装着して使います。
ここにポイポイ汚物を突っ込んでくんですね。
もともとは赤ちゃんのおむつポットですから、このカセッテはアカチャンホンポで購入できます。

口の部分はバネの力で裏から自動で閉じるようになっていて、密閉性もばっちり。

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中はこのようになっていて、貯まってきたら中に付属されているカッターで口を切って縛って捨てるだけ。

構造はシンプルですが、このカセッテの威力でしょうか。これまた全く臭いません!
狭いお部屋でペットを飼うなら、ぜひ使ってみてほしい一品です。


これのお陰でかなり快適に過ごせてます…

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クサいのやだもんね~



こんちは!
今日は私の週末(木曜金曜が休み)なので、アイス買って自分を甘やかしています。


さて、今回は猫の必需品。『トイレ』について。
ネコのトイレって色々ありますよね。
ペットシーツ派、砂派、砂の中でもウッドチップだったり紙製だったり…

そんな悩ましいおトイレ事情ですが、ブリが使っているのはこちら

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ユニチャームのデオトイレ

看護師さんにおススメされて使ってるんですが、とってもいいですね~♪
まずトイレが匂わない!!
これ、このトイレのウリではあるんですが、ホントに匂わないんです

仕組みとしては、上に『消臭サンド』、下のトレーに『消臭シート』が設置できるようになっていて、
普通に入っておしっこをするとそのまま通過して下のシートに吸収されるようになってるんですね。
なので砂がおしっこで固まったりしないので、オシッコを毎日片づける必要がないのです。
しかも下のシート交換も1週間に1回でいいときた!(本当に匂わない)

なーんて楽ちんで経済的。(ウンチは毎日取ってください)

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シートは専用の物でないと消臭効果はあまりないので注意です


そしてこのトイレにはもう一つ、動物病院にとって重要かつとっても便利な機能があるんです!
それは…

『採尿がしやすいこと』

ネコ達って泌尿器系の病気がとっても多いですよね。
実際ブリも6か月にして尿結石をこさえました(笑

血尿や頻尿などのオシッコのトラブルが起こった時に病院で必ず行うのが尿検査
実際にオシッコを見ないと、結石や細菌の有無などを確認することができません。

ですが猫の採尿って実際やってみると難しいんですよね。
している時にオシッコうけようにもタイミングは難しいし、いつもと違うことすると途中でやめちゃったりするし、失敗すると吸収されちゃうし…
『先生、やっぱり無理!』って言って諦めてくる飼い主さんも多いです。

もちろん病院で採尿することも可能ですが、やはりネコ達にとってはストレスフルな行為。
デリケートな子だと膀胱炎を悪化させかねません

そんな時に役立つのがこのトイレ。
方法はとっても簡単、採尿したい時だけ下のシートを外しておけばいいんです。
通常はシートに吸収されるオシッコがそのまま下のトレーに貯まるので、そのまま容器に入れて持ってきてもらえばOKトレーは洗わないとですが

泌尿器系の病気の子って定期的な尿検査が必要なので、自分で採尿ができるとネコちゃんへの負担も軽くなりますし、私たちもとっても助かります!
あと、採尿代もバカにならないしね…


そんな便利なデオトイレですが、やはり子猫の時から使うのがベストです。
やむを得ず途中で変更する場合は、最初『いつものトイレ+新しいトイレ』でしばらく使って、慣れてきたら『新しいトイレのみ』にしていくのがいいですね。

…ですがそれでも受け付けない子もやっぱりいます。
私にこのデオトイレを勧めてくれた看護師さん宅の子も、今の普通の砂トイレ以外では絶対しないとのことで切り替えを断念したそうです。

ネコ達はトイレにとってもうるさいですから

ネコのトイレの数は基本的に『飼っている頭数+1』と言われてます。
よく飼い主さんから寄せられる悩みで、
『うちの子トイレでしてくれなくて、粗相ばっかりなんです…』
というものがありますが、これはほとんどの場合 ネコがトイレを気に入っていない ことが原因なんですね。
理由は場所であったり砂の材質や匂いだったり様々です。

粗相だけならまだいい方。
律儀な子の場合は粗相もしたくなくて一生懸命我慢してしまって、そのまま膀胱炎になってしまうこともあるんです。

そんな時はまずはもう1個、トイレを増やしてみましょう。
場所は粗相をしてしまった場所がおすすめです。
それでもダメなら砂を変えてみてください。

もちろん粗相の原因には膀胱炎などのトラブルが隠れていることもあります。
続いてしまう場合はお早めに動物病院に連れてきてくださいね~


知れば知るほどデリケートなネコ達の世界。
人間たちはネコ様に合わせて差し上げましょう…(笑

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ブリはおしりだけ入れるスタイルですにゃ(画質悪…

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子猫用の浅いのもあります(実家にて)


皆様新年あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いいたします。

さて、本日は元旦。わたくしみやもも例外なく実家に帰省しております。
(といっても今のアパートから20分ほどの場所ですが…)
私は割と頻繁に実家に行きますが、いつもは遊びにいっても日帰り。ブリはお留守番です。
しかし今回はそうもいかず…やむなくブリも連れて実家に帰っております。

いまいち気乗りしない理由は年末年始の特性にあります。
それは
小さな子供たちがたくさん来る
ということ…

私自身、甥っ子や姪っ子に会えるのはとてもうれしいしにぎやかで楽しいのですが、そこは問題ではありません。
問題はそう、ブリ太郎

一般的に猫と小さな子供は相性があまりよろしくありません。
小さな子とテンションが同じ子猫ならともかく、落ち着いた成猫は環境の変化や構われすぎるのを嫌がります。
彼らはあくまでマイペース。自分が遊びたい時に遊ぶ、寝たい時に寝る生き物なのです。

それでもお構いなしなのが同じくマイペースの子供たち。
実家には真っ黒な中型犬(ヒメ:人間大好き14歳)もいるのですが、きっと自分たちと同じくらいの大きさの犬はちょっと怖いのでしょう。やはり小さなブリ太郎が断然人気があります。
特に大人しくて怒ることのないブリは子供たちの恰好の遊び相手。みんな抱っこしたい触りたいと取り合いになってしまうのです…(私も注意はしますが)
やはり小さな子ほど力加減を知らないので、強く抱っこしたりしてしまいますよね。
そして逃げるブリ、おいかける子供たち、逃げるブリ、おいかける子ど……

さてそんないつもと違う環境に置かれたナイーブな猫たち。どうなってしまうでしょうか?
皆さんご察しの通り、やはり体調を崩します…

動物病院では、とある時期に患者さんが増えます。
ひとつは季節の変わり目。ふたつめはお盆やお正月などのイベントの後
この2つの出来事、動物達が体調を崩す共通の原因があります。
そう『ストレス』ですね。

皆さんが思っているより、動物たちにとってストレスは身体に影響を及ぼします。
例えば豚さん
彼らは姿に似合わずとっても繊細。実はストレスに弱い動物No.1なのです。
彼らはキレイ好きで暑いのも寒いのも嫌い!さらには車酔いまでするので、輸送をすれば熱を出して肉質が落ちてしまいます…。(いわゆる『ムレ肉』)
そのため畜産農家さん達は飼育環境や輸送時間にとっっっても気を遣うのです。

あなたが飼っているワンコ、最近やたら手先を舐めたり尻尾を追いかけてぐるぐる回ったりしていませんか?ニャンコであれば、皮膚は荒れてもないのにお腹やお尻を何度もグルーミングしていませんか?
突然吐いたり、下痢をしたりした時も要注意!実はそれ、全部ストレスが原因なんです
ストレスが原因で起こる症状で多いものは
①消化器症状
②皮膚症状

です。

①消化器症状
これは急激なストレスがかかった時に出ることが多い印象です。
それこそ『お盆でたくさんのお客さんが家に来た』とか『トリミングに出した』などですね。
軽いものなら少し便が緩くなったり数回吐いたり…といったものですが、重症化すると食欲がなくなってしまったり便や嘔吐物に血が混じることもあります。
だいたいはその原因が無くなれば自然と良くなりますが、稀に慢性化してしまうことがあり、油断は出来ません。
特に犬や猫は私たちと違って肉食動物ですから胃酸が強め。そのため吐くことを繰り返せば胃炎・食道炎を起こしやすいのです。
吐いたり下痢をしたりが続いてしまっている時は早めに病院へ連れていきましょう。

②皮膚症状
これはどちらかというと慢性的なストレスが原因になっていることが多いです。
例えば『最近赤ちゃんが生まれた』『仕事が変わって留守が多くなった』などですね。

犬であれば、傷もないのに前足の指の間を舐めで皮膚を壊す(指間皮膚炎)。猫であればお腹やお尻の毛を何度も何度もグルーミングする(過剰グルーミング、舐性皮膚炎)という症状が見られます。
飼い主様は『最近指をよく舐めてるなーと思ったら真っ赤になってて…』『気づいたらうちの猫のお腹の毛がツルツルになってて…』と言って来られることが多いですね。特に猫は気づかれにくいかも
実際猫達の場合はもともとの性格か原因となっていることも多いので、なかなか治療は難しいです。

意外なエピソードでは、私が診ていた柴犬ちゃんの皮膚炎。
この子、最近前足後ろ足をひっきりなしに舐めるという症状で来られました。もともと柴犬は皮膚病が多い犬種。色々な皮膚病を疑いました。しかしアレルギーやアトピー、膿皮症、寄生虫など、色々な検査をしても特に引っかからず、治療にもあまり反応を見せず。
どうしたものか…と頭を悩ませていたら、ある日急に症状がピタッと治まりました。
原因はなんと
『隣の家の工事』
家の外に小屋を構えていたこの柴犬くんは、長い期間出入りする得体の知れない巨大な機械や大きな音に日々怯えており、自分の指先を舐めることで気を紛らわしていたのでした…(泣
柴犬は犬の中でもトップクラスにナイーブ!!早く気づいてあげられなくてごめんね。工事はどうしようもないけど

実は動物病院でも同様のことが起こります。
やむを得ず入院やホテル預かりになってしまうワンコやニャンコ達。長期になればなるほどストレスを感じ、吐いたり下痢をしたり、足先を舐めてしまうことが多くなります。


そんなデリケートな動物達。
特に彼らは言葉が通じないぶん何が何だか分からずストレスを感じてしまうことが多いです。
でも原因となるのはイベントごとやホテルや入院などやむをえないことばかり。
全部を取り除くのは実際不可能でしょう。
でも、例えばお外で花火や工事をしている時はお家の中に入れてあげたり、お客さんがたくさん来ている時は静かな逃げ場を作ってあげたり…
少しだけでも出来ることはあります。
そうしてちょっとの気遣いとケアをしてあげて、動物達と上手に付き合っていけたらいいですね。


でも調子悪くなっちゃったら早めに病院に連れてきてください
それではみなさんよいお正月を~
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実家の14歳の雑種犬 ヒメ(超性格いい)
『アタシならいっぱい遊んであげるんだけどねえ〜』 

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