こんばんは!
つい先日、母が還暦を迎えました。
同級生の間で赤いちゃんちゃんこを使いまわしているそうです
確かにみんな一斉に還暦迎えるけどさ……
田舎で暮らす母たちの知恵ですね 笑
今回は犬種大図鑑Part3
お題は プードル!!
この犬種もダックスと並んでとっても人気の犬種ですね。
うちの病院にもたくさんのプードルたちが毎日のようにやってきます
ルーツは?
実はプードルのルーツはちょっと複雑です…。
というのも、プードルはかなり昔からヨーロッパ各地にみられていて、起源が分かってないのだそう。
ですがとある時期にフランスで人気になり、改良が重ねられたことから、今では原産国はフランスとされています。
もともとドイツで水鳥の猟を手伝っていたプードル。
その名の由来も『Pudel(プデル)=水中でバチャバチャするもの』だそうです。
その後は特徴的な毛質から、ショードッグとして活躍したり、サーカスで活躍することも多くなりました。
もともととっても賢い犬種なので、ヨーロッパでも警察犬としても活躍しています。
(日本でも警察犬になったアンズが有名ですね!)
ここまで色んな分野で活躍している犬種はいないかもしれませんね…
現代の日本ではやはり愛玩犬のポジションが強いですが、彼らの内に秘めた才能は計り知れないです。
性格や特徴は?
性格は……
とにかく甘えん坊!なイメージです。
病院ではお母さんから預かるとパニックになる子をよく見かけます 笑
特徴は色々ありますが、強いて言えばあのクリクリとカールした毛質と、あまりにも多様な体格といったところでしょうか。
ダックスと同様に、プードルにもいくつかサイズがあります。
公認されたサイズ分類は4つ
トイ・プードル(Toy):ミニチュアを愛玩犬とするために小型化したもの。
ミニチュア・プードル(Miniature):サーカスや家庭犬とするためにミディアムを小型化したもの。
ミディアム・プードル(Medium):ドッグショーでサイズの過密を防ぐために作られたもの。国によっては認められていない。
スタンダード・プードル(Standard):オリジナルサイズのプードル。猟犬として活躍していた。
それぞれのサイズで活躍の場が違うんですね。
トイは純粋な愛玩犬。ミニチュア、ミディアムはサーカスやショードッグとして。スタンダードは元猟犬でしたが、現在は介助犬としても活躍しているようです。
持ち前の知能と性格で、活躍の場は幅広いですね。
現代の日本ではダントツにトイ・プードルが人気です。
その背景にあるのが、アプリコットプードルのテディベアカットではないでしょうか。
私が小学生時代の頃は、プードルのイメージは『お金持ちが連れていて、髪型が独特な犬』といったものでした。
こんなかんじ…。
しかしある時期に、ネット上でテディベアそっくりな犬が話題になりました。
それがアプリコットカラーのトイプードル。
ふわふわでぬいぐるみのようにカットされてまさにテディベア!
そこからトイプー人気は爆発したように感じます。(個人的な印象です)
また、最近はスタンダードも人気ですよね。
特に今までよりも大きな体格の子が目立っているように感じます。
朝のテレビ番組に出演していたのが人気に火をつけたきっかけかなと思っています。
(個人的な印象です)
飼いやすさは?
体格の幅が広いので、その子によって性格も活動性も全然違うとは思いますが…
共通することとしては
伸び続けるクリクリの毛質
です。
プードルの魅力のひとつであるあの毛質。
ネット上では可愛い写真に溢れていますが、あの状態をキープするには実は細かな手入れが必要です。
家庭によってはお洋服にこだわる方もいますね。
なんにせよ、お手入れをこまめにできる方でないと一緒に暮らすのには向かないと思います。
多い病気は?
病気については、日本で多いトイプーについて書きたいと思います。
多い病気はずばり!
外耳炎
骨折
です。
外耳炎についてはトイ種以外もそうですが、プードルのルーツに関係しています。
もともと水辺の猟を手伝っていたプードル。
耳に水が入り込まないよう、耳毛がびっしり生えています。
そのため、どうしても耳の中が蒸れやすくなることが要因のひとつのようです。
もうひとつは骨折。
これは前の記事 もしも神様がいるなら、犬の骨をもっと太くしてほしい にも書いてます。
なんせとっても骨が細いですから…
本当にお取扱注意!です。
他にも膝蓋骨脱臼やレッグペルテスといった疾患も多いです。
どんな犬種でも、標準よりも小さな子は注意が必要です。
特に最近はどんどん小型化が進んでいるトイプードル。
あまり小型化してほしくない…というのが正直なところです。
(だって採血するのも留置入れるのも大変なんだもん!)
でも本当にいろんな子がいて面白い犬種ですね!
体格が1kgから30kgまで幅がある犬種なんて他にいませんよ…笑
つい先日、母が還暦を迎えました。
同級生の間で赤いちゃんちゃんこを使いまわしているそうです
確かにみんな一斉に還暦迎えるけどさ……
田舎で暮らす母たちの知恵ですね 笑
今回は犬種大図鑑Part3
お題は プードル!!
この犬種もダックスと並んでとっても人気の犬種ですね。
うちの病院にもたくさんのプードルたちが毎日のようにやってきます
ルーツは?
実はプードルのルーツはちょっと複雑です…。
というのも、プードルはかなり昔からヨーロッパ各地にみられていて、起源が分かってないのだそう。
ですがとある時期にフランスで人気になり、改良が重ねられたことから、今では原産国はフランスとされています。
もともとドイツで水鳥の猟を手伝っていたプードル。
その名の由来も『Pudel(プデル)=水中でバチャバチャするもの』だそうです。
その後は特徴的な毛質から、ショードッグとして活躍したり、サーカスで活躍することも多くなりました。
もともととっても賢い犬種なので、ヨーロッパでも警察犬としても活躍しています。
(日本でも警察犬になったアンズが有名ですね!)
ここまで色んな分野で活躍している犬種はいないかもしれませんね…
現代の日本ではやはり愛玩犬のポジションが強いですが、彼らの内に秘めた才能は計り知れないです。
性格や特徴は?
性格は……
とにかく甘えん坊!なイメージです。
病院ではお母さんから預かるとパニックになる子をよく見かけます 笑
特徴は色々ありますが、強いて言えばあのクリクリとカールした毛質と、あまりにも多様な体格といったところでしょうか。
ダックスと同様に、プードルにもいくつかサイズがあります。
公認されたサイズ分類は4つ
トイ・プードル(Toy):ミニチュアを愛玩犬とするために小型化したもの。
ミニチュア・プードル(Miniature):サーカスや家庭犬とするためにミディアムを小型化したもの。
ミディアム・プードル(Medium):ドッグショーでサイズの過密を防ぐために作られたもの。国によっては認められていない。
スタンダード・プードル(Standard):オリジナルサイズのプードル。猟犬として活躍していた。
それぞれのサイズで活躍の場が違うんですね。
トイは純粋な愛玩犬。ミニチュア、ミディアムはサーカスやショードッグとして。スタンダードは元猟犬でしたが、現在は介助犬としても活躍しているようです。
持ち前の知能と性格で、活躍の場は幅広いですね。
現代の日本ではダントツにトイ・プードルが人気です。
その背景にあるのが、アプリコットプードルのテディベアカットではないでしょうか。
私が小学生時代の頃は、プードルのイメージは『お金持ちが連れていて、髪型が独特な犬』といったものでした。
こんなかんじ…。
しかしある時期に、ネット上でテディベアそっくりな犬が話題になりました。
それがアプリコットカラーのトイプードル。
ふわふわでぬいぐるみのようにカットされてまさにテディベア!
そこからトイプー人気は爆発したように感じます。(個人的な印象です)
また、最近はスタンダードも人気ですよね。
特に今までよりも大きな体格の子が目立っているように感じます。
朝のテレビ番組に出演していたのが人気に火をつけたきっかけかなと思っています。
(個人的な印象です)
飼いやすさは?
体格の幅が広いので、その子によって性格も活動性も全然違うとは思いますが…
共通することとしては
伸び続けるクリクリの毛質
です。
プードルの魅力のひとつであるあの毛質。
ネット上では可愛い写真に溢れていますが、あの状態をキープするには実は細かな手入れが必要です。
家庭によってはお洋服にこだわる方もいますね。
なんにせよ、お手入れをこまめにできる方でないと一緒に暮らすのには向かないと思います。
多い病気は?
病気については、日本で多いトイプーについて書きたいと思います。
多い病気はずばり!
外耳炎
骨折
です。
外耳炎についてはトイ種以外もそうですが、プードルのルーツに関係しています。
もともと水辺の猟を手伝っていたプードル。
耳に水が入り込まないよう、耳毛がびっしり生えています。
そのため、どうしても耳の中が蒸れやすくなることが要因のひとつのようです。
もうひとつは骨折。
これは前の記事 もしも神様がいるなら、犬の骨をもっと太くしてほしい にも書いてます。
なんせとっても骨が細いですから…
本当にお取扱注意!です。
他にも膝蓋骨脱臼やレッグペルテスといった疾患も多いです。
どんな犬種でも、標準よりも小さな子は注意が必要です。
特に最近はどんどん小型化が進んでいるトイプードル。
あまり小型化してほしくない…というのが正直なところです。
(だって採血するのも留置入れるのも大変なんだもん!)
でも本当にいろんな子がいて面白い犬種ですね!
体格が1kgから30kgまで幅がある犬種なんて他にいませんよ…笑