こんばんは!
おかげさまで忙しい毎日を送っております…
先日は中学時代の友人の結婚式へ出席して、感動してきました
やっぱり久しぶりにみんなに会うと最高に楽しいなー
さて、そんなわけで若干さぼり気味だったわけですが…
今回はネコとの生活での基本の基本、『爪切り』について!
動物病院に連れてこられる理由で多いのが、
爪切り、耳掃除、肛門腺絞り
です。
過去の記事で『肛門腺絞り』については触れましたので、今回は『爪切り』について…
その中でも『ネコの爪切り』にポイントを絞って書こうと思います
ネコの爪の特徴
さてさて、ネコの爪は犬とはちょっと違います。
指の先に爪が生えていて、中央に血管が通っていることは犬と同様です。
大きく犬と異なる点は、ネコの爪はタケノコのように何層にも重なっているということ。
『ネコは爪を研ぐ』ことは当たり前の事として知られていますが、爪とぎで爪が尖っていくのは、爪をゴリゴリすることでこの薄い皮が剥がれ落ちていくから。
毎日爪を研ぐことで、あのように鋭い爪ができていくのですね
ネコに爪切りは必要?
ではそもそも、ネコの爪切りは必要でしょうか?
答えはずばり、
『その子の生活スタイルによる』
です!
前述の通り、ネコは爪とぎをします。
定期的に爪とぎをしていれば、ネコの爪は一定の長さまでにしか伸びません。
定期的に爪とぎをしていれば
ですが…。
基本的に健康な若いネコ達はみんな爪とぎをします。
しかし、老ネコや一部の猫種(スコティッシュ等)は、面倒臭がったり関節が痛かったりで爪とぎをしない場合があります。
そうなると、爪はどんどん太くなり、長く伸び続けます。
なので、爪とぎをしないorできないネコ達にとっては爪切りは必須でしょう。
そしてもう一つは、完全室内飼育の場合。
お外で自由にしているネコ達の場合は、木に登ったり獲物を捕ったりで、爪が鋭くないと不便な場合があります。
しかし室内で生活している場合は、爪が必要になることはほとんどありません。
むしろ、爪が伸びていると、カーペットやカーテンに引っかかって折れてしまう危険が伴います。
最近ではネコの室内飼育が推奨されていますから、結局のところほとんどのネコで、爪切りが必要になると思います。
(動物病院で処置する際にもキケンなので…爪が切られているとありがたいです。笑)
ネコの爪の切り方
ネコの爪は透明なので、血管が見えないということはないと思います。
問題は、
ネコは我慢をしない
ということ。
犬達であれば、嫌がったとしても誰かに押さえてもらえば切らせてくれる子が多いです。
ところがネコは違います。
イヤなものはイヤ!!
一度イヤがってしまうとなかなか難しくなります…。
なのでネコの爪の切り方の基本は
・とにかく短時間で!
・無理に押さえない
の2つ。
動物病院に連れてこられた場合もそうですが、ネコの爪切りはできる限りスピーディーに行います。
時間をかければかけるほど、ネコは爆発するからです…
切り方も、犬では大まかに切った後、面取りをして先を丸くしますが、ネコではそんなことはしません。1本の爪をザクっと1回でキメていきます!
多少断面が荒くても大丈夫。彼らの爪は普段はしまってありますし、自分で爪とぎしてヤスリをかけますから
それよりも時間をかけないでパッパと終わらせることが重要。
特に慣れないうちは、1度に全部切り終えようとせずに少しずつ切っていくようにしましょう。
1度爪切りを嫌な事だと覚えてしまうと、その後切らせてくれなくなってしまうこともありますので…
そしてもうひとつが、無理におさえないこと!
皆さん爪を切るときに足先をギューッと持ってしまうことが多いです。
ただでさえネコ達は足先に触れられるのを嫌がりますから、爪切り嫌いになる原因になりかねません。
爪を切る時は
そっとパッドを押して爪を出し、さっと切り終える!
これが鉄則です
簡単に書きましたが、やはりどうしても切らせてくれない子もいます。
お家で切るのが難しい場合は、無理せず動物病院にお願いしましょう
よくある爪のトラブル
病院によくある爪関連のトラブルは、
・爪が伸びすぎて肉球に刺さっている
・爪が何かに引っかかって折れた
が多いです。
先ほども書きましたが、ネコは高齢になってくると爪とぎをあまりしなくなります。
ネコは爪とぎをすることで爪を短く、鋭く保ちますから、爪をとがなくなれば自ずと伸び続けてしまいます。
若い時のままに、爪を猫の自己管理に任せていると、気付かないうちに肉球に刺さってしまって…
ということになりかねません。
刺さった爪は切って取り除けばいいのですが、その処置には激痛を伴います。
この状態になる前になるべく気付いてあげたいですから、高齢になってきて
『あれ?最近うちの子爪とぎしてないな…』
と気づいたら、こまめに爪切りをしてあげましょう
もちろんその前から、定期的にケアしてあげるのが理想的です
そしてもう一つのトラブルが爪が折れてしまうこと…
これは完全に事故ですね。
カーペットやカーテンなど、布製の物に引っかかって折れてしまうことが多いです。
ただ、これも爪が長く伸びていることが原因になりますから、これも定期的な爪のケアで予防が可能です
ネコにとって、爪はなくてはならない武器ですが、その反面トラブルも多いものです
(私たちがケガをする1番の原因でもありますし…)
困ったときは動物病院へご相談ください
おかげさまで忙しい毎日を送っております…
先日は中学時代の友人の結婚式へ出席して、感動してきました
やっぱり久しぶりにみんなに会うと最高に楽しいなー
さて、そんなわけで若干さぼり気味だったわけですが…
今回はネコとの生活での基本の基本、『爪切り』について!
動物病院に連れてこられる理由で多いのが、
爪切り、耳掃除、肛門腺絞り
です。
過去の記事で『肛門腺絞り』については触れましたので、今回は『爪切り』について…
その中でも『ネコの爪切り』にポイントを絞って書こうと思います
ネコの爪の特徴
さてさて、ネコの爪は犬とはちょっと違います。
指の先に爪が生えていて、中央に血管が通っていることは犬と同様です。
大きく犬と異なる点は、ネコの爪はタケノコのように何層にも重なっているということ。
『ネコは爪を研ぐ』ことは当たり前の事として知られていますが、爪とぎで爪が尖っていくのは、爪をゴリゴリすることでこの薄い皮が剥がれ落ちていくから。
毎日爪を研ぐことで、あのように鋭い爪ができていくのですね
ネコに爪切りは必要?
ではそもそも、ネコの爪切りは必要でしょうか?
答えはずばり、
『その子の生活スタイルによる』
です!
前述の通り、ネコは爪とぎをします。
定期的に爪とぎをしていれば、ネコの爪は一定の長さまでにしか伸びません。
定期的に爪とぎをしていれば
ですが…。
基本的に健康な若いネコ達はみんな爪とぎをします。
しかし、老ネコや一部の猫種(スコティッシュ等)は、面倒臭がったり関節が痛かったりで爪とぎをしない場合があります。
そうなると、爪はどんどん太くなり、長く伸び続けます。
なので、爪とぎをしないorできないネコ達にとっては爪切りは必須でしょう。
そしてもう一つは、完全室内飼育の場合。
お外で自由にしているネコ達の場合は、木に登ったり獲物を捕ったりで、爪が鋭くないと不便な場合があります。
しかし室内で生活している場合は、爪が必要になることはほとんどありません。
むしろ、爪が伸びていると、カーペットやカーテンに引っかかって折れてしまう危険が伴います。
最近ではネコの室内飼育が推奨されていますから、結局のところほとんどのネコで、爪切りが必要になると思います。
(動物病院で処置する際にもキケンなので…爪が切られているとありがたいです。笑)
ネコの爪の切り方
ネコの爪は透明なので、血管が見えないということはないと思います。
問題は、
ネコは我慢をしない
ということ。
犬達であれば、嫌がったとしても誰かに押さえてもらえば切らせてくれる子が多いです。
ところがネコは違います。
イヤなものはイヤ!!
一度イヤがってしまうとなかなか難しくなります…。
なのでネコの爪の切り方の基本は
・とにかく短時間で!
・無理に押さえない
の2つ。
動物病院に連れてこられた場合もそうですが、ネコの爪切りはできる限りスピーディーに行います。
時間をかければかけるほど、ネコは爆発するからです…
切り方も、犬では大まかに切った後、面取りをして先を丸くしますが、ネコではそんなことはしません。1本の爪をザクっと1回でキメていきます!
多少断面が荒くても大丈夫。彼らの爪は普段はしまってありますし、自分で爪とぎしてヤスリをかけますから
それよりも時間をかけないでパッパと終わらせることが重要。
特に慣れないうちは、1度に全部切り終えようとせずに少しずつ切っていくようにしましょう。
1度爪切りを嫌な事だと覚えてしまうと、その後切らせてくれなくなってしまうこともありますので…
そしてもうひとつが、無理におさえないこと!
皆さん爪を切るときに足先をギューッと持ってしまうことが多いです。
ただでさえネコ達は足先に触れられるのを嫌がりますから、爪切り嫌いになる原因になりかねません。
爪を切る時は
そっとパッドを押して爪を出し、さっと切り終える!
これが鉄則です
簡単に書きましたが、やはりどうしても切らせてくれない子もいます。
お家で切るのが難しい場合は、無理せず動物病院にお願いしましょう
よくある爪のトラブル
病院によくある爪関連のトラブルは、
・爪が伸びすぎて肉球に刺さっている
・爪が何かに引っかかって折れた
が多いです。
先ほども書きましたが、ネコは高齢になってくると爪とぎをあまりしなくなります。
ネコは爪とぎをすることで爪を短く、鋭く保ちますから、爪をとがなくなれば自ずと伸び続けてしまいます。
若い時のままに、爪を猫の自己管理に任せていると、気付かないうちに肉球に刺さってしまって…
ということになりかねません。
刺さった爪は切って取り除けばいいのですが、その処置には激痛を伴います。
この状態になる前になるべく気付いてあげたいですから、高齢になってきて
『あれ?最近うちの子爪とぎしてないな…』
と気づいたら、こまめに爪切りをしてあげましょう
もちろんその前から、定期的にケアしてあげるのが理想的です
そしてもう一つのトラブルが爪が折れてしまうこと…
これは完全に事故ですね。
カーペットやカーテンなど、布製の物に引っかかって折れてしまうことが多いです。
ただ、これも爪が長く伸びていることが原因になりますから、これも定期的な爪のケアで予防が可能です
ネコにとって、爪はなくてはならない武器ですが、その反面トラブルも多いものです
(私たちがケガをする1番の原因でもありますし…)
困ったときは動物病院へご相談ください
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